保育について
一年中素足保育で土踏まずを作ります。足は第二の心臓です。
全身の自律神経に敏感に働く足の感覚は絶えず脳に刺激を与えます。
後天的なもので小さい頃から足を鍛えないとできません。 おおよそ2~3歳頃できはじめ、6歳ごろには完成します。
基本は歩いたり走ったりすること、斜面を登り降りする、重いものを引っ張る、 吹き掃除など足の裏を使うことが有効です。
素足でいることが気持ち良い子に育てましょう。
マラソン
健康作りの一環として毎朝マラソンを行なっています。
4、5歳児は園外マラソンを行ない、体力増進・持久力UP!!を目指します。
2、3歳児は園内マラソンにて広い園庭をたくさん走り四肢の強化・身体づくりを行なっています。
乾布摩擦
当園では日本の伝統的な健康法の1つの乾布摩擦を園内にて行い、
体に必要な栄養分と酸素を供給する役割を担う血流を活発にし
体の調子を良好化させます。
運動と遊び
山川式「四足移動運動」を始め、リトミックやリズムダンス・巧技台など、
色々な運動器具を使用し保育に取り組んでいます。
・全身運動で健康増進につながる
・全身のバランスやコントロールが良くなる
・柔軟性が増す
・身体の安全性
・精神面での効果等子ども達の体力づくりに活かされる
旬のものを使用した新鮮な食材で、献立は栄養のバランスを考えて作ってます。
また、子どものおやつは「食事」です。「おやつ=お菓子」では肥満や成人病の原因となってしまいます。
野ばら保育園ではおやつを食事の間を補う捕食として考え、季節のおいしい食材を使って安全で心のこもったおやつを作っています。
0・1・2歳児→完全給食“玄米”、10時・3時のおやつ
3・4・5歳児→給食“玄米”(主食代あり)、3時のおやつ
離乳食→ご家庭と連携を取り合い、月齢にあわせたものを給食室で作ってます。
玄米は消化が悪いと思っている人がいますが、よく噛んで食べれば、唾液の分泌を多くさせ、
消化を助け脳神経にも良い刺激を与えます。
玄米の糖に含まれる繊維質が、腸の働きを助ける役割を持っているので、大腸がんの予防にも効果があり、
コレステロールを体外に排出させる作用があります。
体に様々な悪影響を及ぼしがちな現代の食生活から、原点に戻り和食の良さを見直し、地域の産物や旬の素材、土の物(ごぼう、大根、いも類)、発酵のもの(味噌、漬物、なっとう)を使うとともに、行事食を取り入れながら、自然の恵みや四季の変化を楽しみます。
飽食産業の中で、これからの子ども達の食生活を考え、私立保育園で健康部会が結成当初から加入してます。
その中で、「子どもたちに良い食事を」と考え、玄米食を取り入れたり、手作り味噌を5歳児と一緒に毎月作っています。
園で作っている味噌の麹は、瀬高から取り寄せている天然酵母でできたもので、国内産の大豆を使用し、無添加・防腐剤を一切使用しない味噌を時期に応じ、3ヶ月~半年寝かせたものを使用しています。
食材は、新鮮で安全なものを取り入れ、旬の野菜・魚・果物を多く含んだ献立を立てています。
主食は玄米食です。糸島産で、無農薬でできています。0歳児の離乳食から、玄米をミキサーにかけ玄米粥を作っており、こどもたちの健康づくりに少しでもお家の方の就労の支えになればと思っています。
※本来は3歳児以上は主食持参なのですが、当園では保護者の要望により主食代を頂いて玄米を提供しています。
消化力を高めるためによく噛みましょう。
アレルギーの原因の一つにも食物消化力の低さが挙げられています。
よく噛むことで食物が分解されていると胃腸での消化の手助けになる他、あごの骨の発達を助け歯並びを良くし、脳細胞の働きも活発にします。●砂糖は控えめにしましょう。
砂糖は体の組織を冷やす作用を持ち、アトピーの子どもは体温が低い子が多いのですが、ますます体温を下げることになります。 甘味中心の食生活は虫歯、糖尿病などの弊害を及ぼします。
薄味にして砂糖は控えめにして、素材が持つ美味しさを再認識しましょう。
自然塩を少量使って甘味を引き立たせたり、良く噛んで素材の持つ自然の甘味を味わうことが大切です。●和食の良さを見直しましょう。
生野菜にドレッシング、肉やバターを使った料理などではなく、ご飯、具沢山の味噌汁を中心に旬の野菜、海草、乾物、ごまなどを取り入れて、煮る・蒸す・焼く・あえるなど工夫をしましょう。